キューバ、いったん合意した中国艦の常駐を撤回

キューバが昨年後半、いったん合意した中国海軍艦艇のキューバ常駐を撤回していたことが分かった。




 中国軍関係筋や、中国の動向に詳しい在中南米の外交筋が読売新聞に明らかにした。キューバが当時、米国と行っていた国交正常化交渉開始に向けた秘密協議に、進展があったことが背景にあるとみられる。

 関係筋などによると、キューバは2012年、艦艇の派遣やカリブ海での合同演習、海難救助訓練などを中国に提案した。中国は、米国をにらみ中南米地域で影響力を拡大する狙いがあり、提案に応じた。習近平シージンピン国家主席は昨年7月、キューバを訪問して艦艇の派遣方針を確認。最新鋭ミサイル駆逐艦を常駐させる方向で準備を進めていた。

 しかし、その後に両国間で実務レベルの協議に入ろうとしたところ、キューバが態度を一変させたという。キューバと米国は昨年末、国交正常化交渉の開始で合意した。

2015年05月20日 07時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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